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1月, 2012の投稿を表示しています

【動画作品】「Observer」

昨年の春に撮っていた制作風景の動画が完成しました。 撮影と編集をしてくれたのは、下記に紹介するelmur.netというプロジェクトを主催している友人の女性で、音楽は彼女の弟に作成してもらいました。 彼女との出会いは実は2006年までさかのぼります。 8月にK.S.ギャラリーで行った「強烈なもの」展でのことでした。仕事で来ていた彼女がふらっとギャラリーを立ち寄って、ベルリンでやってみたら?と言われたのでした。僕の絵は作風が暗めなので、ベルリンの暗い天気や重い雰囲気に合っているようだと。僕はそれを覚えていて、一度彼女を訪ねてベルリンに旅行したこともあって、海外に出るならベルリンかな、と思うようになっていました。 そういった意味で彼女との出会いは大きかったんだと思います。そして今こうして一つの作品が出来て凄く嬉しい。人との出会いも偶然による所が大きいのですが、行動したから起こった偶然なので、単純に偶然と片付けられない。 制作風景というのは中々見ることが無いと思うので、それを知るだけでも面白いと思います。僕自身、この動画を通じて自分を客観視できるので新鮮です。恥ずかしさ半面。 また、自分の制作スタイルを言葉で明らかにするのはとても難しい作業なので、その点、この動画を観てもらうだけで説得力十分だと思います。 elmur.net http://www.elmur.net/index.php 僕の制作風景を撮った動画作品 http://www.elmur.net/index.php/gallery/index/1868/a/___/160 その作品「観察者」 http://www.tomohisa54.com/jp/painting/Existenz.html

【近況】初雪

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初雪です。 今冬はずっと前年に比べて驚くほど暖かかったけど、昨日から随分と寒くなっていて、今朝起きたらさらっと積もっていました。でも今はまた雨になってるので、どうかな。 これからもっと寒くなるのかな。冬至は過ぎたので、少しずつ日は伸びているんですけどね。 モモヒキの出番です。 石塚智寿 Website http://www.tomohisa54.com/

【近況】タンデム

ドイツ語の上達が今ひとつの状況が歯がゆいです。 去年の8月で学校に行くのを辞めてからというもの、友達との会話には困らなくなったのですが、文法の細かい所が中々良くなりません。 その辺は意識して話さないと駄目だと思うのですが、落ち着いて勉強をする時間もないので何とかしないとなあと思っていた所でした。 そんな話を共同オフィスの他の人に話をしたら、日本語を覚えたいという友達がいるので紹介しようか?と。 そんなことでタンデムをすることになりました。 一昨日初めての顔合わせだったのですが、相手はルーマニア人の主婦の方で、なんと6ヶ国語を話せるそうです。 ルーマニア語、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語が上級レベルで、フランス語をその同僚の人から教えてもらっているそうです。 彼女は死ぬまでに10ヶ国語をマスターしたいんだとかで、それはそれで面白そうだなあと。 言語というのは先祖から代々受け継いできた伝統と文化の運び屋ですから、ひとつの言語を勉強する事はその国の文化を知ることにも繋がると思う。 まあ英語圏とかスペイン語圏とか、植民地の名残があったりするので一概には言えませんが、それでもそういった所でも土着の言葉があった訳なので、突き詰めると本当に面白そうです。 まあ彼女の場合、主婦業なので時間があるということですが、これもヨーロッパだから出来る事なのかも知れないですね。 直ぐ隣に違う言語を話す人がいる環境。 これで僕もまた少しずつドイツ語の上達が図れればいいのですが、どうでしょうか。 そして日本語を教える事で、自分の母国語に対する理解が深まるとなお良しです。 石塚智寿 Website http://www.tomohisa54.com/

【近況】悲鳴を上げる身体

明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 年賀の挨拶を少しずつ送っている所ですが、ブログの更新をもっとしてくれと言われることが多いです。今年はもう少し書くことも増やして行けたらと思います。 昨日の夢はかなり現実味がありました。 僕は何か特殊機関の捜査官か何かだったのでしょう。何かの事件を追っているように思います。ストーリーはあまり覚えていないので端折りますが、理由は分からないのですが、捜査を続けるためには、僕が別の人間になるか何かしなくてはならん、という事になったらしく、次の瞬間いきなり手術台の上に寝ていて、体中にいろんな器具が付いていて、身動きが取れませんでした。 そして医者なのか誰なのか分からない人たちが僕の周りを取り囲んでいて、次の瞬間、体中に電気が走りました。僕は設定ではこの状況をよく分かっていたようなので、殺されるとかそういう事は考えなかったのですが、この施術というか実験というか、何と言っていいか分かりませんが、事前に説明を何も受けていなかったので、力を抜いた方がいいのか何なのか、どうしていいか分からず、緊張感が半端ありませんでした。 ビビビビビー!! 電気ショックは数回に分けて少しずつ強くなっていったと思います。その度に身体は生きようと心臓 始め、あらゆる器官、細胞という細胞がが悲鳴を上げていました。心臓の激しい鼓動が生きたいと僕に訴えていました。僕はなんとも言えぬ気持ちになり、身体の事を思って切なくなりました。それとは関係無く、電気ショックは強くなって行き、最後は気が遠くなって白目になりました。真っ白になりました。とても静かでした。 そしてどの位時間が経ったのかは分かりませんが、目が覚めると(夢の中で)、僕は別人になっていたのでしょうか、恐らくそうなのだと思いますが、それは最後まで良くわかりませんでした。しかし、なぜか右手の人差し指が火傷で真っ赤にふくれあがっていて、それを見て僕は新しい身体に移動したんだな、と確信したようでした。 と、こんな夢でした。これをあっさり解釈すると、気分も一新して、気持ちの面で生まれ変わったのだと言えなくもないでしょう。もしくは、昼間に友人と身体について話をしていたので、身体について意識が向いていたこともあると思います。 いずれにしても、夢というのは、現実以