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5月, 2011の投稿を表示しています

テンペルホフでペタンク

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ここの所、徒然と日記を書いては更新していますが、この調子がいつまで続くのか心配になって来ました。 いつも気まぐれなので、また更新が止まったりしてもあまり気にしないで下さい。 家の直ぐそばのカフェで書き物をしていたら、フランス人の友だちから電話が来て、 「今テンペルホフ公園に来てるんだけど、遊ばない?」 ということで、炎天下の中、遊びました、バドミントン。 でもテンペルホフはいつも風が強い。 風が強いので凧揚げや、凧揚げとスケボーが合体した見たことも無い遊びや、とにかく風を利用して遊んでいる人たちがいる横でバドミントンをしました。 直ぐに止めました。 次に出てきたのが、ペタンクというボール。 知っている人もあるかも知れませんが、ウィキペディアを引いてみると、 「ペタンク(Pétanque)とは、フランス発祥の球技である。名称は南フランス・プロヴァンスの方言「ピエ・タンケ(両足を揃えて)」に由来する。地面に描いたサークルを基点として木製の目標球(ビュット)に金属製のボール(ブール)を投げ合って、相手より近づけることで得点を競うスポーツである。」 動画はこちら http://www.youtube.com/watch?v=alxkaGafjJk 日本のゲートボールに似ていると思うのですが、フランス人は若者もペタンクが大好きでよく遊ぶみたいです。 大切な文化なのでしょう。誇りすら伺えます。 日本の若者がゲートボールをやっているところを想像すると、フランス人が可愛く思えてきます。 石っころを投げるだけ。 ルールは単純なので、誰でも直ぐに楽しめるのですが、単純な分、奥が深い。 炎天下の中、草アレルギーであることも忘れて投げては拾い、 また投げては拾いました。 重い石なので風が幾ら強くても、風向きを利用する事は出来ません、いや、気にする必要はありません。 スポーツというよりも、将棋や碁に近いのかも知れません。 投げる、お互いの距離を計る、拾う。 ほとんど疲れない、静かな競技。 フランス人にとってはこの雰囲気がいいのかも知れません。 今度は年配の方も交えて楽しめたらいいと思いました。 石塚智寿 http://www.tomohisa54.com/

どうなっているのかな。

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ねえ、僕らの命はどこから始まったのかな? ねえ、この時間てさ、何時から始まったのかな? 僕らの生まれてきた意味、って何なのかな? 僕らはDNAを運ぶための入れ物に過ぎないのかな? DNAは何がしたいのかな?どこに行きたいのかな? 何時からあるのかな? 全ての始まりを告げる鐘は何時鳴ったのかな? 全ての存在の矢が放たれたのは何処からなのかな? その鐘は、誰が鳴らしたのかな? その矢は、誰が放ったのかな? さらにその前はどうなっていたのかな? 0(ゼロ)って、一体何を意味するのだろう? この世界は一体どうなっているのかな?

僕は君だよ

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「君は誰?」 「僕は君だよ」 「ちがう、僕は僕だよ」 「僕も君だよ」 「ちがう、僕は僕だけだよ」 「でも僕も君なんだ」 「僕は僕一人しかいないよ」 「一人って何だい?」 「一人って僕という人間がひとつしか無いということだよ」 「一つって何だい?」 「ひとつ、って何だい?」

森の音楽家

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チュイチュイチュイ ピョーピョーピョー トゥルルルルルル・・・ チチチ・・・チチチ・・・ ピュピュピュピュイィィィィー ツーーーーツーーーーツーーーー ツィツィツィツィツィツィツィツィ キュキュッキュキュッキュキュッ チュチュチュチュチュチュチュチュチュ ヒューーーゥ ヒューーーゥ ヒューーーゥ

猫、麦、草とフワフワと

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一週間振りに病院に行ってきました。 喉もまだ若干腫れていて、咳は相変わらずです。 一週間同じ薬を飲んでも治らなかったからでしょうか、 アレルギーの検査をすることになりました。 両腕にボールペンで線を引いて場所を作り、 そこにテスト用の38種類のアレルギー検査薬を一滴ずつ、 その光景だけでもすごく面白かったですが、 さらに、針みたいなので液体を垂らしたところをチクチク。 液体が染み込みやすくするためと思いますが、 38チクです。 両腕がそういう状態なので、身動きしちゃだめよと言われます。 その状態で20分待っててと言われます。 早速ところどころ赤く、そして痒くなってきました。 軽い拷問のようだと思いました。 そして10分くらいした所で、 検査が終わった後で喉の診察をするために、 喉の麻酔みたいなのをスプレーされました。 急激に喉の感覚が無くなってきて、 唾を飲み込むのが辛くなります。 ムズムズする腕と麻痺した喉と。 約束の20分が経って、結果発表です。 猫 麦 草 フワフワ はい、ということで、今回の症状の原因は以上のどれかによるものだと言う診断を受けました。 思い切り思い当たるフシがあります。 症状があまり改善しないことにも思い当たるフシがあります。 先生からは喉のスプレーと多分アレルギー用の錠剤が処方されました。 「先生、あの、公園の散歩てしたらまずいですか?」 「夏なんだからそりゃもちろん外に出て自然に触れるは自然なことだね、でも鼻スプレーしてね。」 やっぱり日本とは環境が違うので、体の反応も違って来て当然だと実感しました。 これで自分の体の事が少し分かったので、対策の取りようもあるし、 良かったと思うようにしています。 石塚智寿 http://www.tomohisa54.com/

昼間の散歩、電球、星の王子様と伸びてきたヒゲ

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最近は日記の更新が捗っています。 暇、なのでしょうか。 いやいや、そんなことは無いです。 毎日のように公園を散歩しています。 暇、なのでしょうか。 いやいや、そんな事では無いのです。 昨日の夜、家に帰って来て部屋の電気のスイッチを入れると、 「パンッ」 と電球がショートしました。 参ったな、と思って別の電気のスイッチを入れると、 「パンッ」 とこれまた電球がショートしました。 2連続、ちょっと引きました。 3つ目の電気を付けるのに少なからず勇気がいったのは言うまでもありません。 それと、重大な事を思い出しました。 先日盗まれたリュックに、大切な大切な日本語版「星の王子様」の文庫本が入っていた事を思い出しました。 たまにふと読み返したくなる時があるので、いつもリュックに忍ばせておいたのが、 リュックごと盗まれていたのでした。 なので今はドイツ語版の「星の王子様」とオーディオ版の「星の王子様」で我慢していますが、 やっぱり日本語版も日本から送ってもらおうかと思っています。 最近はヒゲを伸ばしています。 生まれて初めてぐらい、伸ばしています。 31歳になってから、伸ばしています。 僕は今までヒゲを伸ばす事ができませんでした。 少しでも伸びてくると、気になって全部毛抜きで抜いていました。 1~2時間くらいかけて2日に一回くらいのペースで抜いていました。 でも最近は忙しかったせいか、抜く事を忘れていたら、 自然と伸びていました。 ベルリンの友達からは総じて評判がいいようです。 ヒゲがないと20歳くらいに見えると言われます。 ヒゲがあっても25歳くらいに見えると言われます。 アジア系の僕はただでさえ若く見えがちなのに加えて、 日本にいた時から若く見られていたので、 こっちの人からすると、相当若く見えるようです。 そういうことなので、ふいに全部抜きたくなる発作にも似た衝動に駆られることもありますが、 もう少しこのまま様子を見ようと思っています。 今日は(も)徒然なるままに書いてみました。 石塚智寿 http://www.tomohisa54.com/

おばあちゃん、ビールとタバコ

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アパートに戻って来た時に、一階の踊り場でゆっくり階段を下りてくるおばあさんとすれ違いました。 なんかあまりにもゆっくりで大変そうだったので、手伝ってあげた方がいいのかな、 とか考えましたが、階段もあと十数段を残すのみだったので、大丈夫かなと思って上って行こうとしたら、 「て、手伝ってもらえませんか?(ドイツ語)」 と言われたので、持っていた布袋を持ってあげ、腕を貸してあげました。 えーと、どこまで行けばいいのかなと思って、玄関の扉の所まで一緒に行ったら、今度は 「タバコを買いに行くのに付いて来てもらえませんか?(ドイツ語)」 と言われたので、僕もなんだか嬉しくなって、一番近くのお店まで一緒にゆっくりとゆっくりと歩いて行きました。 袋の中身をチラッと覗いたら、空きビール瓶が3本入っていました。 100m位先にあるお店に連れて行き、 おばあさんは空のビンと新しいビールを交換し、ウォッカのようなお酒とタバコを買いました。 僕のことに気づいた店員さんが不思議そうに見つめる中、 その袋をまた僕が持ち、一緒にまた来た道を戻りました。 外は雨がパラパラと降っていました。 おばあさんは特に何か話すでもなく、ゆっくりゆっくり歩いています。 僕は、 「僕は日本から来たのですが、日本にいるおばあさんの事を思い出しました(多分ドイツ語)。」 と話しました。 おばあさんは、そうなんですか、という風な返事をしました。 こんなによろよろになりながらも、ビールを買いに来るおばあさん。 僕は不思議な時間の中にいました。 結局2階がおばあさんの部屋だったので、そこで僕の任務は終わりました。 最後に、 「フィーレン、フィーレンダンク(本当に、本当にありがとう)」 とゆっくりおばあさんは礼を言って扉の中に消えました。 僕は、渡したビールの入った袋の代わりに、何とも言えない気持ちを抱えて、 また階段を上がりました。 石塚智寿 http://www.tomohisa54.com/

チュイチュイとフワフワ

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その後、先週の金曜日に病院に行ってきました。 海外旅行保険に入っていたので、試しに保険会社に電話して相談してみたら、全額保険の対象内だということだったので、早速行く事に。 全然知らなかったのですが、診察代も病院から直接保険会社に請求してもらうシステムもあるようで、予約もしてくれたし、不安なら電話を介しての通訳のサービスもしてくれるそうで、至れり尽くせりなんです。 そういう訳で、診察とそして薬を処方してもらい、少しずつ善くなっています。 でもまだ咳が止まらない、長丁場です。 ベルリンの最近は時々スコールがありますが、基本はとてもいい天気。 お花もきれいに咲いているし、小鳥もチュイチュイ鳴いています。 こちらの鳥さんは夜中でも鳴いているものがいて、クレイジーです。 あと日本では見たことが無いのが、街中森中に綿みたいなのがフワフワしていること。 ある木から降ってくるようなのですが、その量がすごくて、まるで雪みたいです。 春の雪です。風が吹くと吹雪いているみたい。 でも綿なので、足元にフワフワしてます。 小さい綿が集まってきてコロコロしています。 カメラが無いのがほんとに残念です、そろそろ本気で新しいのを買いたいです。 石塚智寿

ノド飴、お茶、ベルリン大聖堂

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今日は薬局(アポテーケ)に行って、薬剤師の人に勧められた少し強めのノド飴を買って、あとスーパーで咳用のお茶を買ってみました。 うん、大分効いたみたいです。昨日までは普通のノド飴とウガイをする位しか対策ができていなかったので、随分と進歩した感じがします。この調子でサラっと治って欲しい。でもまだ扁桃腺がぼっこり腫れてるから、もう少し時間がかかるのかな、やっぱり医者に行ったほうがいいかな。 ということで、特に書くことが無いのですが、勢いのある内に書いておかないと、また書かなくなってしまうので、少しでもクセを付けておこうと思います。でもやっぱりまた書かなくなるんだろうな。 写真はベルリン大聖堂です。3月位に撮ったものです。 真ん中のドームの所には270段の階段を登って行けるそうです、まだ挑戦したことはないですが。 ここはベルリンの新宿に当たるアレクサンダープラッツから歩いて直ぐの所にあります。 しかも博物館島という世界遺産にもなっている地区の一角でもあり、ベルリンに来たらまずはココ、っていう程の観光スポットです。 この前の広場がとても気持ちが良くて、僕も知人がベルリンに来た際には必ずここに連れて来ます。 特に今の時期は天気もいいし、観光には持ってこいです。 石塚智寿

喉とゲリラライブ

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こんなに喉がおかしくなったのは人生で初めてです。 咳がここまで止まらないのも初めてで、昨日は少しだけ友人とお茶をしましたが、その後咳が悪化して、寝つくのも一苦労でした。 そう考えると、喘息を患っている方々はもっと大変なんだろうな、そういえば、僕の愛するチェ・ゲバラも喘息持ちでした。 声が出ないっていうのも辛いことです。 このまま声が失われたら、とか考えると、実際にそういう人もいる訳で、僕の場合はほっときゃ治るんだろうし、贅沢な事を考えているとも思います。 そこまで行って、もう戻ってこれないこともある。 その時は、その時考えよう。 デジカメが無いので、これまでに撮りためていた写真の中から。 週末のベルリンの夜は長いです。 公共機関は概ねオールナイトで運行しているし、それはクラブというものが遊びの域を越えて、文化になっているから、と聞いたことがあります。 特にそれを感じさせるのが、駅構内で突発的に始まるライブ。 週末の夜、飲んで帰ってくると、乗り換えをする駅でいつも誰かがゲリラライブをしています。 電車を待っている人たちも、ノリノリで踊ってます。 その後、警察がやって来て終了、というのも何回か見かけましたが、そういったライブに出くわすと、不思議と気分がワクワクしてしまいます。 人々のエネルギーを感じます。 石塚智寿

【展示】「存在の証明」展・オープニングイベント

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Get the flash player here: http://www.adobe.com/flashplayer 当日は 多くの方に来ていただき、本当に嬉しかったです。ベルリンに来てから約8ヶ月が経ちますが、人が人を呼んでくれ、ピーク時には会場が一杯になりました。僕も人前でパフォーマンスをするのは実質初めてだったので、始まるまではもの凄く緊張しましたが、会場の雰囲気も良く、楽しんで制作をすることが出来たと思います。また、今回はライブペインティングというよりも、普段の制作の様子を公開するという趣旨だったので、観客の皆さんも、一画家の裏側を覗く事ができ、面白く感じもらえたようです。 このイベントを行うにあたって、沢山の人に協力していただいた事をこの場にてお礼申し上げます。搬入、設営、買出し、片付け、そして写真撮影、あとケーキを作って来てくれたりお土産があったりと、ひとつのイベントを開催するには、一人の力では出来ません。また、日本にいる方々からも励ましのメールを沢山いただきました。僕は自分のやりたい事を好き勝手にやっているだけと自分でも思いがちですが、その中でも多くの人に支えられていることを改めて実感させられました。 これからも、自分の道を邁進して行きますので、引き続き見守っていただけると幸いです。 本当に、ありがとうございます。 石塚智寿

【展示】「存在の証明」作品集

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本展覧会に出展した作品をウェブサイトにアップしました。 ちなみに、日本にいらっしゃる方でも作品をお買い求めいただけます。送料については、作品のサイズ、届くまでの日数等によって変わってきますが、小さい作品であれば1,000円以内で送れるようです。 興味のある方は是非お問い合わせ下さい。 >> 「存在の証明」作品ページ 石塚智寿

【展示】「存在の証明」展

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既に個展が始まってから2週間が経ちますが、今頃記事を書いています。(ウェブサイトには開催前から載せてます。) ここの所ずっと喉が痛かったのですが、昨日から声が出なくなりました。咳も止まりません。 すっごい変な感じです、人と話が出来ないので、淋しすぎます。 ということで、以下に本展覧会の情報をお知らせします。 第20回 石塚智寿新作絵画 「存在の証明」展 会期: 2011年4月29日(金)-5月28日(土) 時間: 火-金 10:30~、土 9:00~ 場所: Link Hair Design(ベルリン/ドイツ) 入場無料 ● オープニングパーティ● 2011年4月29日(金)20時~ 公開制作 作業場をそのまま再現し、制作風景を公開します。 僕にとって、作品を言葉で説明するのは本当に難しい事ですが、 作業している姿を直接見てもらうことで、 鑑賞する側も僕も新しい経験が生まれることを期待します。 >> 詳細はコチラから 下の写真はフライヤーを置いてもらった所の一部です。 Get the flash player here: http://www.adobe.com/flashplayer 石塚智寿

再起動

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この一ヶ月、特にここ2週間は激動の時間でした。 このブログも最近では更新もろくにしておらず、個展のお知らせをしなければならなかったにも関わらず、パタリと止まってしまっていました。 その間、デジカメの入ったリュックサックが盗まれてしまいました。 外で飲んでいた時に、足元に置いていたのを誰にも気づかれること無く、やられてしまいました。ガックシです。 浜岡原発は、限定的にですが、停まりました。微力ながら、想いが形になった気がして嬉しいですね。 ということで、今後も更新の頻度はどうなるか分かりませんが、とりあえず、状況が一段落したので、改めて進んで行きたいと思います。 石塚智寿