2011年6月6日月曜日

右腕が夏を知らせる



草アレルギーを持っているけど、毎日のように公園に出かける。
一口に公園と言っても、ここテンペルホフ公園は元々空港だったこともあり、386ヘクタールもある大きな公園。
大きな大きな滑走路跡がこの公園の特徴だが、敷地のほとんどは草原となっている。
そして所々に小さな林があり、小さな丘があり、そのまた所々にポツリポツリと木が立っている。

木陰を覗いてみると、空手の組み手をしているひと、ヨガをしている人、犬とゴロゴロしている人、ピクニックをしている人など、皆それぞれ思い思いの事をしている。

腕に蜘蛛が探検しにやってきた。

風に揺られて葉っぱ同士がスリスリしている音が心地いい。
その葉っぱの隙間からチラチラ照らす陽の光。

キュウーキュウー

今まで聴いた事の無い鳥の声。

さっきは蜘蛛、気づくと今度はアブラムシが親指に。

生ぬるい風とひんやりした風が交互に体を撫でて行く。

てんとう虫。

右腕が冷える。


夏が来たんだ。




石塚智寿
http://www.tomohisa54.com/

2 件のコメント:

  1. 人気者ですねー
    プッチに好かれるんですねーー

    木陰で、目を閉じてみて下さいね。

    そうすると、普段気付かない様な様々な音が
    聴こえてきます。
    溢れてきます。
    音の洪水です。

    光が、瞼の薄い膜を通り越して感じらる。
    身体の奥の方にチクチクとイタズラをする様に。


    私、一ヶ月くらい前に、
    すごく素敵な時間を過ごしたんです。
    そうやって。

    時間がただ通り過ぎるのだけど
    その通り過ぎる時間というのが
    言葉にできない
    大きな大きな幸せをもたらしてくれて

    頬に雫が伝ったんだな。

    すりすり
    ちらちら
    きゅうきゅう




    腕、冷やさないで下さいね。

    温めたい。

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  2. それは素敵な時間だったのですね。
    僕も今度目を閉じて、瞼を通して光を感じてみたいと思います。
    そして耳を澄まして、普段気付かない音を聴いてみたいと思います。
    ご心配ありがとうございます。
    お陰で少し、温かくなりました。

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