無題

ふと気を抜いていると、書くということから遠ざかってしまいそうになる。それだけ書くことは難しい。難しいというか、精神的に負荷がかかるものでもあるから、書き始めたら心が生き生きしてくるのだけど、それまでが大変なのだ。

だから今日もここに至るまでに多くの時間を費やしてしまった。プロレスとアニメの動画を見ている間に時間がどんどん過ぎてしまった。動画サイトってほんとに怖い。時間を潰せるものであふれているし、見ていると一定の満足感も得られてしまう。他にやることがないのであればそれでもいいのだろうが、僕にはやることがあるはずだ。なのに、ふとした気のゆるみ、それは食事中だったり仕事が終わった後の一時であったり、そういう時間に動画を見だすと止まらなくなる。これが映画だったりすると、2時間前後という長い時間を想像するので、見ようとまではならないが、10分〜20分の動画となると、気軽に見れてしまう、そしてそれを繰り返してしまって結局2時間が過ぎることもある。ほんとによくないと思う。

僕は高校ぐらいからテレビゲームでドラゴンクエストのような冒険物をやらなくなった。それは黙々とタスクをこなすだけで延々何十時間もゲームに付き合わされるのが嫌になったからで、代わりにスポーツゲームを好んでするようになった。それだと一試合15分〜30分で終わる。しかしここでもやっぱりそれを繰り返してしまい、結局冒険物をプレイするのと変わらないかそれ以上の時間をゲームに費やしていたと思う。

気軽さは危険だ。そこに中毒性が潜んでいると今度は気軽に抜け出せなくなる。まあ、動画サイトにしてもその内容は千差万別なのであって、実際に人を感動させるものだって沢山ある。でもそれによって心の状態が受け身になってしまい、こうして自ら表現したり、単純にやるべき事への意識が低下するのは非常にまずい。むしろその気軽さがこの書くということに感じられるようになったらいい。そしてそこに中毒性があるのも僕にとってはいいことだ。


まだまだ書くことにきちんと向き合えていない感じがする。なんとか言葉を繋いではいるが、できればこれをドイツ語と並行して書いていきたいし、もっと時間に余裕を持って書きたい。それでも何とか今日も書けた。

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