今年は例年に比べて精力的に活動をしているのですが、なかなかそれらを報告することができずにいます。年内にはそれら全てをまとめて報告することができればと思っていますが、まずは直近の展示についてご案内をいたします。 8月〜10月の3ヶ月間、僕は南ドイツのパッサウという街に滞在し、そこで制作活動を行いました。パッサウはドイツ南東にあるバイエルン州の都市で、オーストリア、チェコとの国境に接する場所にあります。また、ドナウ川、イン川、イルツ川の3河川がこの地で合流することもあり、その風光明媚な風景はバイエルンのベネチアとも呼ばれるようです。 パッサウの街並み そんな街に僕は部屋を借り、実際にそこで生活をしながら、風景をスケッチし、キャンバスに描くという制作活動を行いました。そしてその作品は10月26日から11月30日までの間、パッサウ市の旧市庁舎にて展示されています。 始まりは高校の同級生の永井さんとの再会でした。数年前に彼女より連絡をもらい、彼女が僕達の故郷である秋田市との姉妹都市であるパッサウ市に住んでいることを知り、そこから過去に3度、パッサウを訪れました。 北ドイツのベルリンに住んでいる僕にとっては、パステルカラーで染められた、南ドイツのパッサウの街並みは新鮮に映りました。また、平らな地形のベルリンとは違う、パッサウの3河川と丘陵が織りなす美しい地形に僕の心は奪われ、いつかこの景色を描いてみたいと思うようになっていました。 そして、今年の2月に再びパッサウを訪れた際に、今回の企画の話が持ち上がり、紆余曲折がありながらもこうして実現にこぎつけることが出来ました。 本展示については3度に渡って現地の新聞にも取り上げていただきました。 パッサウ新報 2017年10月26日朝刊23面 Copyright:Johannes Munzinger/パッサウ新報社 パッサウ新報 2017年10月28日朝刊25面 Copyright:Johannes Munzinger/パッサウ新報社 パッサウ新報 2017年11月11日朝刊 Copyright:Johannes Munzinger/パッサウ新報社 ここまでは永井さんを始めとし...
本当ですね。
返信削除どこから始まったのでしょう。
そもそも、命とは何でしょうね。
仮にDNAを運ぶための入れ物だったとしても
私はこの命に満足しています。
大切な人を心に感じる事が出来るから、。
多分誰にも分からないんだと思います。
返信削除でも分かり得ないということを知った上で、考え、求めることが大事なのではないでしょうか。
匿名さんの考え方、とても好きです。